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日向ライオンズ主催益城町子供落語。立役者は言わずと知れたこの子供達であり、

大型バスのテレビの主導権を「ひむか亭ラーメン」こと小２のつくる君が握るのは当然で

道中ＮＨＫの「おかあさんといっしょ」を皆で楽しく見た。

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現地到着後、日向名物天領うどんと秋田屋のひょっとこもなかに日向市ガイドマップを７７世帯に配布。

そして集会場の中にあるものをすべて外に出し、会場と舞台づくりをする。

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開演３０分前、杖を突いた白髪のご老人が一番乗りして来た。

外は蒸しかえるように暑く、ご主人をクーラーのある会場へと手を引いた。

細い足を組んでポツンと何処を眺めるでもなく、着物に着替えた子供達を追っている。

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待ち遠しくも、話し相手はおらず、･･･ならば僕が隣に座ればいい。

仮設住宅の人は色んな地区から集まっており、顔見知りはいないそうだ。

「9月末に移り住んで、外に出ることもなく、引きこもりになりました。」と目を細めた。

ここに来ている方は建物全壊もしくは半壊しており、り災証明で取り壊し費用は出たのだろうが

空地になった自分の土地をこれから、どうするか。この先のし掛かる課題と不安は、はかり知れない。

地震の時の状況や家族のことは聞かずにいよう。今日はとに角子供達が皆さんを元気にしてくれる。

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トップバッターの「ひむか亭ラーメン君」で大爆笑を何度も頂いた。

中２の「ひむか亭いちごちゃん」は今年の全国大会の決勝に残った子だ。

こども子供していても、舞台に上がると、笑点の芸人に勝るとも劣らない落語家を演じる。

観客に交じるライオンズの会員さえも腹を抱えて笑わせた。

震災後、久しく笑うこともなかったと思う。

この子達の励ましが、皆さんの顔を笑顔に変えてくれた。

人に喜んでもらうことが奉仕活動だと、益城に来て、あらためて思いました。

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