丸一不動産
2026年07月15日
身から出た闇
こんにちは、田中です。

本日は私が最近読んだ本の紹介です。
夏と言えばやっぱりホラー! ということで買ったまま読んでいなかった本を漸く読みました。
本に限らず、購入しただけで満足してしまい、しばらく放置してしまうことってありますよね。今回読んだ『身から出た闇』も、購入してからほぼ半年ほど熟成させていました(笑)

この本はとても面白い構成になっていて主人公は作者である原さんです。
ホラー短編集を出版するにあたって編集者と相談をしながら書き上げた物語を編集者との家庭を含めて物語が描かれていきます。編集者さんと話し合いながら読者に楽しんでもらえる怖い話を作っているはずだったのですが少しずつ原さんの周りでは不穏な空気が漂い始めてきます。
どの短編も面白かったのですがやはり一番は「籠の中」です。エレベーターのお話なのですが一番身近に感じられる題材だったこととこのお話が他の短編と違い、案を編集さんに相談している様子が描かれていてお話自体もとびとびになっています。合間合間に作者や編集者の物語の感想や原案の話などが挟まってくるのですが話が進むにつれそのやりとりは緊迫したものへなっていきます。
『身から出た闇』というタイトルの意味も、読み進めるほどにじわじわと迫ってくる恐怖とともに理解できてきます。ぜひ本作を読んで、その感覚を味わってみてください。
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